■概要
命を守る道具だけは、とことん簡単でなければならない・・・
事態が切迫し気が動転した中でも素早く身を守れるよう
シンプルにこだわりました
ペア登山において、初心者同士でも、小さなお子様がいても、
身の危険が迫った時に
素早く簡単に避難できるアイテムです。
読んで納得!
開発ウラ話
■商品説明
2人がザックと一緒に入れる大きさです。最大4人まで入れます。
低温時や雨天時には「雨・風・雪」を防いでくれ、中は予想以上に暖かな快適空間が広がります。
山行タイプ:2名での登山
親子登山、ペア登山、バックカントリースキー、アマチュア無線山岳運用
人数: 2人用(最大4人)
ベンチレータ(換気口): 2ヶ所
サイズ: 140 x 100 x 90(H) cm
収納サイズ: 10 x 10 x 14 cm(さらに圧縮可能)
重量: 245g
色: オレンジ
Made in Japan
■特長
・ ボックス型のため、中央に大きな空間ができ、悪天時でも休憩・食事をとるのに便利です。
・ 向かい合わせに座ることでテンションが掛かり、長時間でも比較的楽に座ることが可能です。
・ ベンチレーター(換気口)を顔の横に配置することで息苦しさを軽減しました。
ドローコード(絞り紐)で調節可能です。
※ベンチレーターからは頭を外に出すことはできません。
荒天時に頭を雨や雪にさらしながら作業する必要はありません。
シェルター内の守られた空間内で行えます。
・ 開口部に6ヶ所ループを設けました。
風で飛ばされないように固定したりする時に活用できます。
・ スタッフバッグは余裕を持って作られています。
使用後は適当に丸めて押し込むだけでOK。冬山用の手袋をしていても大丈夫です。
※ 非自立式 内部にポールを立てても自立しません。
■素材
20Dナイロン・リップストップ(国産・特注)防水・透湿(1700mm・7500g/m2/24h)
非常用シェルターとしては高めの耐水圧と、中程度の透湿性があります。
※ シェルターとしては高いの耐水圧ですが、撥水スプレー(フッ素系)処理をすると、さらに防水性がアップします。
※ 縫い目にシームテープ加工は施していません。必要に応じて市販の目止め剤(ウレタン系)をご利用下さい。
※ 汚れた時は真水で洗い流して、日陰で十分に乾燥させてください。
※ 仕様は予告なく変更される場合があります。
■使用法
商品が届きましたら、まずはご自宅で使い方を練習してみましょう。
実際に身の危険を感じた際は、むやみに動き回って体力を消耗する前に、転・滑落および落石・雪崩の心配のない場所、なおかつ風を避けられるような場所で
Em-Shelterをかぶりましょう。とても薄い一枚の袋ですが、悪天候でも外とは隔絶された空間を得られ、ビバーク中の大きな不安の中にも安心感を与えてくれます。
以下は使用例です。
その場に応じて、一つまたはいくつか組み合わせて少しでも快適にお過ごし下さい。
2人での使用(標準)
対角線に向かい合わせに座り、横の空きスペースにザックを置きます。テンションを掛けることにより空間が広がり、長時間でも比較的楽に座ることができます。
4人での使用
ザックを外に出せば最大4人入れます。この場合窮屈になりますが、シェルター内はかなり暖かくなります。
※体格や現場の状況により、4人入れない場合もあります。
トレッキングポールを立てて使用(1人の場合)
開口部のループにトレッキングポールの石突を入れ、握り手を天井のループに引っ掛け空間を広げます。
※握り手の形状により、細引き等で補強した方が良い場合があります。
吊り下げての使用
四隅のループに細引き等を通し、立ち木や岩場の支店等から吊り下げます。
※体重を支えるほどの強度はありません。
余裕を持たせ、少したるませて本体の吊り下げ用にご使用下さい。
岩場等での使用
開口部のループやベンチレーションにメインロープ等を通してセルフビレイを取ります。
切迫した場合
身動きがとれないほど切迫した場合は、
何はともあれ、ただかぶって座り込んでください。
※転・滑落、落石、雪崩等に十分注意してください。
■使用上の注意
強風時は、広げた時に風を受けて転・滑落をしないように気を付けてください。
また、シェルターを風で飛ばされないようご注意ください。
当商品をご使用の際は、換気に十分気をつけてください。
火に弱い材質でできていますので、火気を遠ざけてご使用ください。
登山用品すべてに言えることですが、100%生命が保証されると言うことではありません。
まずは、予め天気予報で確認して、無理な行動を控えることが先決です。